ものづくり教育

ものづくり教育ではアイデアを形にしていく流れをトータルで指導しています。 ものづくりの技術的な基礎知識、企画からプレゼンテーションに至るまでを学びます。この授業では、自分自身で考えたものを造り出しカタチにしていく楽しさを伝えています。

ものづくり実践プロジェクト

企画からプレゼンテーションに至るまで企業とともにトータルで実践的なものづくりを体験し、今まで授業で学んだことを活用することができます! 一人でプロジェクトを進めていくのではなく、仲間とともに挑戦し、助け合いながら楽しく学べます。企業と関わる中で社会的マナーやさまざまな考え方にふれることができ、自分自身の成長にもつながる経験となります。

鳥取大学工学部 ものづくり教育実践センター助教 島田和典

1つの構想を形あるものにすること(ものづくり)は、非常に難しいことです。ものづくりにはたくさんの要素が含まれているからです。小さな道具から大きな機械までを使いこなすスキル、新たな発見やつまずきの経験、チームで取り組む場合には協調性やコミュニケーション能力等さまざまです。製品開発にまで視点を広げると、企画・設計・製作・製品評価に至るまでの幅広い知識と技術、そして何より「考える力」が必要になります。 本プロジェクトでは、ものづくりをキーワードに企業との連携を図り、「考える」ことを実際の形(もの)にする過程で、上述のたくさんの要素を学んでほしいと思います。

僕達のものづくりプロジェクト挑戦者たちのインタビュー

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プロジェクトの進め方

企画・立案
調査・分析を行う中で、アイデアから企画へと構想を練る
設計
企画に沿って具体策を立て、細かな仕様を設計
製作
設計をもとに製作を進める
実験・評価
製作物が計算通りに働くのか実験を繰り返し、改善を重ねる
プレゼンテーション
今までの研究成果を、企業の方の前で発表する

機械工作実習

機械工学科ではまず1年次に実習授業を行います。図面に基づき、切削加工や溶接などの複数の工程をふんでスターリングエンジンを完成し、機械加工の基礎を学びます。実習では7〜8人のグループで学ぶ体制をとっており、フライス盤作業、旋盤作業、溶接作業、ターニングセンタ作業、マシニングセンタ作業、手仕上げ作業を工程別にグループ単位で実習をしています。工程(1グループ)ごとに1人の技術職員がつき、学生が質問しやすい距離での指導を行っています。それと並行して、機械加工の理論や知識をしっかり結びつけて身につけていきます。

鳥取大学工学部 ものづくり教育実践センター助教 長島正明

学生の喜ぶ顔を見るとやりがいを感じます」

「ものづくり」というのは数ミリのズレでも生じると、2週間かけて造ったものだとしても一瞬でダメになり、一からやり直しになります。だからこそ、学生が自分で思っていた通りの結果を出せてよろこぶ顔を見た時には、私自身もやりがいを感じます。技術者の立場から「機械工作は表舞台に出る仕事じゃないからこそ、自分が良い物を作り、それが世に出て良い評価を受けているとすごく嬉しい」という実際の現場での感情や思いも学生に伝えていきたい。職員として、技術者として両方の視点から学生に伝え、学生がものづくりをする中で“ものづくりって楽しい”と思えるキッカケに自分が少しでも力添えできていれば嬉しいです。

ものづくり教育プログラム

ものづくり実践教育プログラムとは、地元企業における現場にある実際の課題・問題の中から解決すべき研究課題を設定し、学生自身がアウエアネス(自覚)をもって企画・立案し、企業の方々とともにプロジェクト研究を遂行するといった、より実践的で新しい形態のものづくり教育プログラムです。

平成15年度文部科学省
特色のある大学教育支援プログラム「アウエアネス(自覚)を持った学生づくり教育」に選定
平成18年度文部科学省
特別教育研究経費「実践ものづくり教育の推進事業」に選定